安来市で百十余年の歴史を誇る佐川末廣堂に生まれる。上京後、日本菓子専門校副校長指旗氏の「ノイン・シェプラーデン」でウィーン菓子を、「アンジェ・ブラン」ではフランス菓子を学び、商品開発に関わる様々な技術を身につけた。
　帰郷後、松江クロードでは洋菓子製造部門を任され、多くの洋菓子の開発に携わっている。
　お客様の声に真摯に耳を傾けながら、レシピにクロード流とともに佐川流を注ぎ入れる事を心がけ、地場の素材を活かし、商品全体のハーモニーを重視したお菓子作りに努めている。