松江で最も古い蒲鉾製造の老舗である青山商店の14代当主として、島根県沖の飛魚を使った「あご野焼き」の伝統の味と製法を継承し、長年に亘り磨き上げた熟練の技で、地元原材料（トビウオ、トラハゼ、エソ）のみの使用、秘伝の調理酒「地伝酒」の使用にこだわり、無添加で安全・安心な商品づくりに取り組むなど、松江の名産品「あご野焼き」の名声を高めている。「地伝酒あご野焼」は、同社の登録商標。
　「松江の炭火あご野焼き」は、財団法人食品産業センターによって認定される、その土地で伝統的に培われた「本場」の製法を用いて、地域特有のこだわりの原料で本物の味をつくりつづける加工食品の保護、育成を目的とした制度「本場の本物」にも認定されている。