昭和６１年から３０年に渡り、福田屋に勤務し、伝統の技能を習得するにとどまらず、新製品の開発にも積極的に取り組み、数々の商品を手掛けて福田屋の発展に大きく貢献した。とりわけ伝統の工芸菓子に造詣が深く、平成１７年には松江松和会技術審査会において最優秀の市長賞を受賞している。
　その技術を会社や松江松和会でも惜しみなく発揮し、後進育成に力を注ぎ、また松江市の菓子づくり教室でも市民への指導を行うなど、幅広い活躍をし、業界発展に貢献している。